アルミ鋳物金型部品 ワーク・電極基準合わせ後の実際の放電加工

アルミ鋳物金型部品 ワーク・電極基準合わせ後の実際の放電加工

2021-03-30
ここまでの計測・電極位置合わせの工程が済んでやっと加工です。
 今回は3つのワークがありますので、Zの加工深さに変わりはありませんが、XYの座標値をそれぞれのワークに合わせ入力し、電極のピッチを飛ばし全自動で3つのワークを加工してしまいます。
 

 一つ目のワークの加工が終了すると、電極がZ軸方向にゆっくりと上昇し始めます。プログラム入力Z値であるZ=ゼロまではゆっくりと上昇し、最初のワークを加工する際に電極が存在したZ値までさらに早送りで上昇します。そして早送りで次のワークのXY座標に移動します。
 

 次のワークのXYまで移動後に、最初のようにZ=ゼロまで早送りで電極が降下し、また加工が始まります。
 

 この一連の動作を3つのワークにそれぞれ行っていきます。