アルミ鋳物 ATOS3DスキャナーからのSTLデータの読込と修正

アルミ鋳物 ATOS3DスキャナーからのSTLデータの読込と修正

2021-04-08
本日は弊社で導入致しました、ATOS3DスキャナーそしてTebisのリバースエンジニアリングシステム。

こちらを使って実際にお客様からご依頼のありました製品についてスキャンし、リバースエンジニアリングシステムを用いて、新しく部分的にフェースを張り替える。こちらの作業をご覧いただきます。

 まず初めに、3Dスキャナーで取り込んだSTLデータを表示します。
3Dスキャナーで取り込んだ状態ですと「製品の基準がずれた状態」でしかも、
ところどころ僅かではありますが、面の欠落した箇所があります。
これらの穴の開いたSTLデータを補正していきます。

 専用のソフトウエアを用いて、周囲の面と滑らかに接続するような面を張っていきます。

 STLデータはどうしてもところどころに、カメラで認識できなかった部分、面落ちしてしまった部分が存在します。そのような個所を、専用のソフトウエアを用いて、周りの形状を考慮し整合性のとれた滑らかな面を張る作業が、どうしても必要になります。