本日はアルミ鋳物金型のトラブルの修正をご覧いただきます。 今回はお客様から「金型のエジェクターピンが金型の中で折れてしまったので取り除き、 さらにその穴をワイヤカットで大きくしてほしい」というものでした。 この金型はダイカスト金型の入れ駒式のキャビティーで、 “元々のφ6のエジェクターピンが折れてしまった!しかも、 入れ駒の厚さ60㎜全体に折れてしまった” ということで、銅電極を使って除去しました。 銅電極を用いて、折れてしまったエジェクターピンに貫通孔を作り、 φ6をφ6.5の孔にワイヤカットを用いてあけ直すという作業。 一つ一つは非常に手間の掛かる工程ですが、弊社ではこのような “現場がすぐに直してほしいと困っている!” といった、お客様のお困りごと、悩みごとにできうる限り迅速に・低コストで対応できるよう心がけております