前回の続きです。芯出し球を使い加工原点を設定します。 この芯出し球は、計測球と呼ばれるものがφ10mm。芯出し球と呼ばれるものがφ6mmとなっています。 お互いの「左右X軸座標」「前後Y軸座標」最後に「Z軸座標」を“ピッ” “ピッ”と互いが接触すると鳴り、計測します。 これを2~3回ほど繰り返します。これを行うたびに「X座標、Y座標、Z座標」を「0」ゼロにリセットします。 続いて計測球を「Zの基準面」に当てて、芯出し球からの「Zの高さ」を計測します。 これもそれぞれ異なる面を測定し平均値をとるようにします。 これが済んだら次にワークの「X、Yの座標値」を測定します。今回のワークは3つありますが「Z基準」は同じになります。しかし、前回の動画でもお話しした通り、「X、Yの座標値」は3つともそれぞれに異なりますので、これを一つづつ計測していきます。