今月は弊社で日常行っている仕事の様子をご紹介していきたいと思います。 本日は弊社で導入しております「牧野フライスのV56」という高速加工機。 こちらの作業をご覧いただきます。 今ご覧いただいている加工はφ20のフルバックによる、 アルミ鋳物用グラビティ金型の一番最初の“粗取り加工”をご覧いただいております。 弊社の標準的な金型高速加工においては、 まずφ30 φ20のフルバックによる粗取り加工を行います。 続いてφ10 φ6 φ4とラジアスのエンドミルにより、粗取りから中止上げまでを行います。 材質は一般的にSKD61になります。シェル金型などですと、 S50CですとかS45Cを用いて加工を行います。 粗取りの工程は削りくずが非常に多く排出される工程です。 特にパーティングの段差が多い金型においては、非常に削り込む量が多くなってきます。 途中で作業者が切りくずの量を確認しながら、作業を行います。