金型製作と鋳造の一貫サービス

金型製作と鋳造の一貫サービス

2021-08-05

汎用・NC旋盤工不足に対応 旋盤加工の金型補用部品を一気通貫で

以前から、弊社の“旋盤加工”の動画をご覧いただいておりますが、
近年、旋盤を扱うことのできる“旋盤工”が非常に不足してきております。

 “NC旋盤”を用いた、NC旋盤だけができる旋盤工は、若い人をはじめ、
比較的多くいるのですが、「汎用の旋盤を使いこなし、

尚且つ、NC旋盤も扱うことが出来る」そのような旋盤工が非常に少なくなってきております。
 アルミ鋳物金型には、必ずと言っていい程、丸モノ、丸の入子、
これらは付き物の部品になっています。

であればこそ、金型の費用・コストを下げ、そして納期を短縮する。
そのような観点からも、自社で正確・精密な金型の丸部品を、
設計・製作できる弊社の強みは、他社を抜きんでていると考えます。

 今ご覧いただいているのは、入子の側面にV溝。ガス抜きの溝を加工しているところになります。
単純に入子一つとっても、フライス加工・汎用旋盤加工・NC旋盤加工と、様々な工程を踏んで初めて、
一つの部品が出来上がっていきます。
 弊社ではこのような金型の“補用部品”を、速やかに、短納期且つ低コストでご提供することが可能です。

アルミ鋳物 金型用・砂型用 シェル中子金型の設計・製作から成形まで

本日は、弊社の事業の大きな柱の一つである「シェル中子金型の設計・製作」についてお話しします。

弊社は、半世紀にわたり、アルミ鋳物の鍛造金型や重力鋳造金型・低圧鋳造金型・そして、
それら金型使われる“シェル中子”の成形に使われる、
シェル中子金型の設計・製作も行い、事業の大きな柱の一つとなっております。

そして、現在は「アルミ鋳物金型のシェル」にとどまらず、
それより更に大型のものが多い“砂型用のシェル”を成形するための金型も、設計・製作しております。

シェル中子は、アルミ鋳物の内部の複雑形状を成形するために使用されます。
アルミ鋳物製品構造上、金型で言いますと、「引抜装置などを使用できない箇所」に使用されます。

そして、砂型鋳造にもシェル中子が用いられます。
ただし、砂型用のシェル中子は、通常のアルミ鋳物金型に用いられるシェル中子と比べると、
巾木の部位などが“大型化”しやすい傾向にありますので、全体のボリュームも少し異なるところもあります。

そして、何より弊社の強みは、シェル中子金型の設計・製作から、これらの金型を用いた
「シェル中子の成形まで出来る」ところにございます。

弊社は群馬県の優秀な鋳造メーカーとアライアンスを構築し、アルミ鋳物の鋳造はもちろんのこと、シェル中子の成形も行っております。

この様に、弊社において、アルミ鋳物用金型・シェル中子金型の設計・製作を行い、それらを用いて、鋳造からシェル中子の成形も行う。
まさに一気通貫の体制を整えています。これは他社にはない、大きな強みの一つと考えております。

現在コロナの影響もあり、アルミ鋳物業界は厳しい状況にあります。
特に昔から家族経営で鋳造を行ってきたような会社様が、後継者問題等で事業をやむなく断念する傾向が増えております。

しかしながら、そういったところで鋳造してもらっていたアルミ鋳物製品の中には、
「数は少ないけれどもこれから先も流れていく製品」が、かなりの数存在します。

そのような状況でお困りのお客様。是非、弊社にご相談ください。必ずやお力になれるはずです。
是非ご連絡をお待ちしております